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溺
水面に水面に
もがけばもがく程
遠く
君に溺れていく
好き
そんなの幻想
君への想い
それでは済まなくて
他人【ほか】に
微笑まないで
暖めたりしないで
君の無垢な
笑顔
体温
香り
全部が僕のものさ
わからないんだ
息の仕方が
こんな孤独な
海底ぢゃ
酸素なんていらない
君の愛さえあれば
深海に想いを
奥底に沈めて
生きていけるのに
あなたは
水面ずっと上
海底さえも
光をあたえる
太陽
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