第一章 異世界を変える男、死亡!

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桃と別れてから教室で同じクラスの男子と俺は他愛もない話をしていた。 [ブブブ・・・・・・] 不意にズボンに閉まっている携帯電話のブザー音が鳴り響く。 携帯電話を開いてみるとメールが一件来ていて、 終わったから玄関で待っているね×××××× と書かれた文章とあいつが最近嵌(ハ)まっている絵文字が貼られていた。 「それじゃあ俺は用事あるから帰るわ。」 現在に行くため鞄を持って友達に手を振った。 「村越とデートか?」 冷やかしを面白がるように友達は半分にやけながら言う。 「んなわけねーだろ。」 友達はいつも俺と村越を付き合っている事にしたいらしい。俺は振り向かずに軽く遇(アシラ)い村越のいる玄関に向かった。
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