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消防署に着くと,隊員達が外で訓練をしていた。
右京は大きな声で「すいません。最近の連続放火の消火にあたった人いませんか?」と言った。
「私ですが。」と消防士がでてきた。。
右京「あなたは消火にあたった人ですか?」
高峯「ええ。高峯といいます。何か用ですか?」
「最近起きた火事について調べています。その現場に“炎帝”って書いてあったんですよ。“炎帝”心当たりはありませんか?」
高峯「私を疑っているんですか?」
亀山「とんでもないですよ。何でも疑ってかからないと…ね…。」
高峯「炎帝ねぇ…。炎の帝って書くんですよね?」
右京「なぜそうお思いに?」
高峯は罠にはまったことを悟った。
高峯「あ…いえ。なんとなくですよ。火災現場にあるなら一番それが適当だと…。」
「そうですか。ありがとうございました。」と右京が言うと,二人はここを後にした。
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