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高峯は,その様子を語り始めた。
―――
高峯『峰沢,あの火事の時何してた?』
峰沢『高峯さん,何のことですか?』
高峯『何してたんだ?って聞いてるんだ。』
峰沢『……すいませんでした…』
高峯『話してみろ。』
峰沢『あの家を火事にして,それに紛れて盗みをはたらきました…』
高峯『そうか。身の振り方は分かってるな?』
峰沢『はい…。』
―――
亀山『そうだったんですか。』
高峯『もう少しちゃんと言えばよかったんですよね…』
右京『そうですねぇ…。』
右京が冷たい声をかける。
右京『全てはあなたの,私利私欲の結果。あなたは,消防士には向いていないのかもしれませんね。』
そういうと,高峯はそこに泣き崩れた。
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