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二人は家の前に着いた。
亀山『ここかぁ。』
右京『行きますよ。』
インターホンを鳴らす。
すると,奥さんが出てきた。
亀山『警察の者なんですが,話できますか?』
奥さん『はい…。』
二人は家にあがっていった。
右京『さっそくなのですが,高垣さんはどういう人だったんですか?』
奥さん『あんな人死んで当然なんですよ。』
二人は驚いた。
亀山『というと?』
奥さん『あの人,最近仕事やめたんですよ,自分に合わないからって。自分勝手ですよね。そっからは,毎日自堕落に生活して…。だから,今は私がはたらいているんです。子供もいるのに…。あんな人と結婚しなきゃ良かった。でも,私はもう仕事はやめましたけど。』
右京『なぜですか?』
奥さん『あの人,生命保険に入ってたらしいから。多分1億は入ってくるはずなんだけど。』
右京『参考になりました。』
そういうと二人は家をあとにした。
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