嘘は嫌

50/71
3370人が本棚に入れています
本棚に追加
/152ページ
――……よかった……解放された……。 あたしは安堵の息を吐き出した。 と安心したのもつかの間。 綾菜ちゃんの手があたしのシャツのボタンに手をかけた。  そして後ろから、器用にボタンを外していく。 「……綾菜ちゃん……!」 あたしは突然の綾菜ちゃんの行動に驚くことしかできなかった。 あたしが綾菜ちゃんの名前を呼んでも、ボタンを外す手は止まらない。 前からみたらブラが見えるか見えないか、そこまでいってやっと綾菜ちゃんのボタンを外す手は止まった。
/152ページ

最初のコメントを投稿しよう!