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「ホワッツ?」
軍次は何となく、状況を把握してきたようで冷や汗が頬を伝う。
「むー物分かりが悪いな~軍ちゃんは。」
ぷくっと頬を膨らまして拗ねたように綺一が言う。
「だからコレでのばしてあげるの。背を。」
ダラダラダラダラ
綺一が軍次を押さえつけているストレッチャーみたいな物を指して言った瞬間、軍次の顔にはおびただしい量の汗が流れる。
「ど、どどどどどうやって?」
「こうやって。」
ぽちっ
軍次の死刑宣告が笑顔で行われた瞬間だった。
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