第三章 はじめての地球

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朝になった… どこからかたくさんの地球人が湧き出したように流れてくる。 道には煙を吐く四角い箱の金属が走る。 あれはたしか自動車🚗💨という乗り物か… しかし、臭い煙が出ているぞ。それにうるさいじゃないか。 地球の朝の通勤、通学ラッシュだった。 みんなとても早足だな… どこから来てどこへ行くのだろう。 ゲイ王星ではこの様な現象は無い。 みんな自宅で仕事をし、自宅で学習している。 移動手段も、こんな時代遅れの乗り物なんて利用しない。 煙や音が無く体に優しい乗り物なのだ。それにとても安全で快適なのだ。 モバイは見るものが全て新鮮だった。 地球人の着る服は、色とりどりで、いろんな形や長さがある。 とても個性的だ。 モバイは、男と女が着る服が違うというだけ驚いた。 ゲイ王星では、決められたものがあり、服〓や身に纏う物に自己主張等無い。 着るものに個人の主張を必要としない。 髪型や髪の色さえも、地球人はそれぞれ違うぞ。image=199545962.jpg
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