第五章 ときめき

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その男性客がオーダーを済ませ、思いのままのテーブルに着くと、彼女は優しくその後ろ姿に目をやりながら、また仕事に戻る。 モバイは、たまたま入った街のカフェで地球人について少しわかった様な、わからない様な不思議な感覚に陥った。 地球人って、なんてややこしい生き物なんだ… でもなぜか気になる生き物だ。 しかも、わからない事が多すぎる。 それにしても、ここのホットドックという食べ物は旨い。 モバイは、手に着いたケチャップを舐めながら呟いた…。 もう一個、お代わりしようかな…。
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