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次の瞬間───
鳴り響いたのは
花坂が待ち望んだ、
鈍い音であった。
━━━━━━
ガツン!!
━━━━━━
『!!!、ぃよっしゃあ!
ラッキー!!!!!』
一気に花坂のベンチが
沸いてくる。
外した須田は
動揺があからさまに
現れていた。
(・・・気にするな──
どうせ次は決める───)
━━━━━━
ドックン・・・
ドックン・・・
ドックン・・・
━━━━━━
須田の心臓は
今にも外に漏れだしそうなほど
大きく脈打っていた。
そして、シュートを放つ───
━━━━━━
シュッ!!!
ズガン!!!
━━━━━━』
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