653人が本棚に入れています
本棚に追加
これを止められるのは
全国でも数える程だろう。
それだけの技術を
時雨は容易くやり、
さらに伊吹はそれを
容易く真似てしまった。
須田の足がワンテンポ
遅れて動く。
この勝負・・
伊吹に軍配か──
と思われた時、
須田の咄嗟の判断に
伊吹の足が止まる。
(──こいつ!!)
須田はこの場面
伊吹がなにをしてくるか、
それを考えていた。
今までの流れからして、
当たっているのは3Pシュート
よって須田は敢えて
伊吹を執行に追わず、
シュートレンジを見計らい
その時が来たら
完璧にシュートをふさぐ。
伊吹は案の定、
須田の餌食となった。
もはや試合終了かと
思われた時、
伊吹の目に映る
この場面にめっぽう強い人物
━━━━━━
シュン!!!
━━━━━━
最初のコメントを投稿しよう!