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目を閉じれば、そこには失ったアナタが見えるよ。。。
僕らはアナタを失った事で命の尊さを知った。
アナタの命は短い時間で簡単に失われてしまった。
アナタの命を僕らは守る事ができなかった。
僕はアナタのために何もしてあげれない、
無力な人間でしかなかった。
アナタを失わなきゃいけなくなった時、
僕らは『失うなら、一緒に逝こう』と誓った。
でも、それは生きる事から逃げる事になると、
アナタの命に対する責任から逃げる事だと思った。
だから、僕らは生きていく。
アナタの命を背負い、生きていく。
アナタが見るはずの未来を奪い
アナタを死なせてしまった僕らに
何ができるだろぅか。
アナタが見るはずの未来を
僕らは代わって見る事ができるだろぅか。
将来、アナタ以上に自分の子を愛せるだろぅか。
もし、愛せたとしたら
アナタは天国で何を思うのだろぅ。
今、アナタは僕らを恨んでいるだろぅか。
僕らが死んだ時
アナタは天国の前で迎えてくれるだろぅか。
そんな事を思う日々が過ぎてゆく。。。
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