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「政宗様は…いずれ戻ってくるだろう…」
落ち着いた小十郎はそう推測し
「どうだ猿飛、茶でも飲んでくか？」
真田もここに戻ってくるだろうし
と付け加え
「そだね、おじゃまさせてもらうよ」
佐助もそれは思っており
待たせてもらうことにした
二人は室にあがった
「俺お茶用意してくるな」
「あ、おかまいなく」
小十郎が立ち上がりお茶をくみにいった
小十郎の姿がみえなくなり
佐助がぼーっとしていると
あるものに目がとまった
「…これは……」
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