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「え、竜の旦那?」
「…真田?」
佐助は伊達政宗
小十郎は真田幸村だった
「え、何この因縁の対決」
種目は最強決定戦
伊達と真田は良きライバル
都合良すぎない?と佐助は思った
「…逆なら攻撃しやすいのだがな……」
「…そう、だね」
自分の相手はもっとも攻撃しにくい相手だった
「真田の旦那…」
「政宗様…」
二人が動けずにいると
「小十郎~ただいま~」
遠くから政宗の声が
「佐助ぇぇぇ!おるかぁぁぁ!!」
続いて真田の叫び声が聞こえた
どんどん声が近くなっていき
「お、忍もいんじゃん」
二人が部屋に到着した
ふとみると画面には
伊達政宗と真田幸村がいた
「…真田幸村今日こそ決着つけようじゃねえか」
「よかろう…お相手いたす!」
そういうと二人はコントローラーを奪いプレイしはじめた
「とりあえず…よかったね」
「あぁ、そうだな」
主を傷つけずにすんで安堵する二人だった
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