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はぁはぁ…
「華音様、もぅ無理です」
「シュザコ黙りなさい!!」
「シュザクですよ~。この数は異常です」
「煩い!!ザコはザコよ。」
まだ何とかなる。だって私の手札には紅蓮があるもの…。
シュザク「三鬼に囲まれました!!」
華音「ちっ…行け、呪縛樹!!」
突如異質な植物が現れ、敵を蔓で捕縛する。華音は敵をすり抜け、10m走った先で止まり気の錬成。炎を風で包み圧縮する。
華音「食らえ、ファイアーボール!!」
呪縛樹により一直線に並ばされた敵は、ファイアーボールによって貫通する。
はぁはぁ…。
敵は戦略なんか考えていない。暗い夜の闇の中、百鬼が襲い掛かってくる。灯火により周囲を照らしているが、それは逆に敵に目印を与えてしまっている。気付いていてもどうにも出来ない。
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