十三回目

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『・・・俺も似た様なものかも知れねえナァ・・・。どうせ‼誰からも疎まれ孤独で哀れな人生を送ってきたんダロゥヨ‼』ONE PIECE劇場版エピソード・オブ・チョッパー・冬に咲く奇跡の桜・・・。ONE PIECEの劇場版で主人公のルフィー達の敵のムッシュール(声はみのもんた氏‼)の台詞です。ノコノコの実(猛毒茸の能力が与えられる架空の果実)を手に入れ、その能力を試したいが為に国民を犠牲にして💧父である国王に国を終われて・・他国に幽閉されていた今回の舞台、冬島のドラム王国の王子ムッシュール・・。ご存知💧『マーハッハッハ‼カバめ‼』って💧憎らしいケド💧間抜けで憎めない💧冬島の王であるドラム王国国王ワポル・・ワポルはムッシュールのその能力を利用する為だけに連れて来て💧ルフィー達と鉢合わせ💧マァ💧やられるのですが・・。前置きが長~くやりましたが💧今回の主役は蜘蛛界のムッシュール💧セアカゴケグモです。原産国はオーストラリア。ニュージーランド、インド、海南島、台湾等に侵入し分布。日本では1995年9月に大阪府で確認され・・分布拡大と共に恐怖の猛毒蜘蛛が日本に定着‼って💧毎日、メディアが取り上げました💧まさに💧招かざる客だった訳です💧その点も国に帰ってきても疎まれるムッシュールそのもの💧💧その後は💧大阪、三重、兵庫、和歌山、奈良、愛知、福岡等からも報告されています。ゴケグモの名前の由来は💧交尾後に蟷螂の様に雄が雌を捕食して💧未亡人・・つまり後家になる事から後家蜘蛛ナノデス💧💧神経系の猛毒を持ち💧海外では死亡者も出ています。物資にツイて分布を拡大する為💧拡散を防ぐのは難しいです。日本には在来のヤエヤマゴケグモを除くと💧ハイイロゴケグモ、クロゴケグモ、ジュウサンボシゴケグモが定着しています。これらの蜘蛛の雌は神経毒のα-ラトキシンを持っており💧ワポルがムッシュールを利用しようとした様に💧💧心臓薬としての利用が試験的にナサレテいる様です💧💧悪役であるセアカゴケグモ・・心臓病が治る薬が普及したら一躍‼正義の味方になったりして(苦笑)
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