神の庭で

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-このじじのために相すまぬ- 顔をだした龍神にお神酒を捧げた 朔は器用に風呂敷をとくと龍神に玉をだすように促した 「それどうするの?」 「こうするんだ」 龍玉に月の雫なるものを重ねると玉の形が崩れ膜のように龍玉を包んだ -おお…- 目を閉じる龍 なんか神気が強くなったなぁ ざぁっと音をたてたかとおもうと龍は雲をよびその中に飛び込んだ 睦皇によってけがされた自分の神域を浄化していく
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