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はぁ 「どしたのため息ついて」 瑞希… 「だってさ」 ぐてっと机に伸びた ゴールデンウイークはおわり今日から学校だ せっかくのゴールデンウイークだったのに… 夜は仕事して昼は疲れてねてた 何にもできなかったぁぁぁぁ(泣) 「瑞希は何してたの?」 「茶摘み(笑)」 ぁぁ瑞希の家は農家だった 上に兄弟がいるらしく継げとは言われないから気楽らしい 「自分から手伝うなんて偉いね」 「結構楽しんでるよ」 ふっと楽しそうに笑った 「それに昨日は彩音と遊ぼうと思ったけどあんた電話でないし」 「ごめん💦」 ぺしとおでこを叩かれた 「寝過ぎだし…また休みに遊ぼうねん!」 「瑞希ダイスキィ」 「はいはいうちもすきよん」 がしっ と飛びつけば 瑞希はぽすぽす背中をなでる ついでに肩についていたギョロ目の雑鬼をはじいてあげた このこ結構好かれるわね…
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