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「知り合い?」
固まったあたしに瑞希が首をかしげる
「彩音がいつもお世話になってます」
にっこりと笑いながらあたしが逆らえない人その2登場
「あ!もしかして彩音の」
「母です」
もちろん育てのですが
にっこり
「私はいとこで-す」
にっこりって
あなた若く見えるけどそれはないでしょ
「初めまして中瀬瑞希です」
「まあまあ」
微笑ましい会話の中私は逆らえない人その1もといいとこ(ほんとは違う)の笑顔と向き合い汗だくです
「瑞希ちゃんには悪いんだけど彩音つれてっていいかしら」
瑞希には家のことは詳しく言っていないけど両親がいなくて育て親がいることは話している
「久しぶりに一緒にって思ってね」
「あ…はい大丈夫ですよ」
え…お願い瑞希あたしをひとりにしな…
がしと腕をつかまれる
「ありがとね瑞希ちゃん」
満面の笑みの清子様
「いえ!じゃまた明日ね彩音」
笑顔で去っていく瑞希を見送りながら
あたしはなきそうだった
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