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「誰がわかくないって?」
心読まれたっ
家に帰って二人の前に正座
「連絡するって約束したじゃない」
育て親の皆川香奈恵お母さんが優しく言う
「…すみません」
「で…近況報告は?この状態はなに」
清子様はあたしの後ろに控える式たちと兎を険しい瞳でみていた
「は…話せばながくなりますが」
ひざだちで香奈恵お母さんに近寄る
「驚かないでね?」
「うん」
何度かまばたきして、でも頷いてくれた
「みんな香奈恵お母さんにも見えるようにして」
「御意」
お母さんは悲鳴こそあげなかったものの後ずさりした
「大丈夫だよ」
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