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ぁぁ冷や汗がとまらないわ 「彩音が決めたのよね?」 沈黙を破ったのはお母さんだった 顔を上げて頷いた 「子供が危ないとこに首を突っ込んで…心配しない親はいないの」 わかるわね?って少し悲しそうな顔をする 目には涙がにじんでいた 「あんまり深く関わってほしくないわ」 お母さんは肩を落としたまま続ける 「でも…彩音にしか出来ないのよね」 「多分」 自信なさげな返答しかできないのはまだ自分が未熟と知っているから お母さんは目を軽く押さえたあとクスクス笑った 「でも後ろの人たちは彩音にだけ従うんでしょ?」 それはそうだけど… 「神様まであなたに頼んだんならしかたないわよ」 今度はにっこり笑って後ろに控えた式達に声をかける 「私はあまり力になれないようだからあなたたちに任せるわね?彩音に何かあったら…」 母は強い 「私が許しません」
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