3/11
前へ
/137ページ
次へ
はぁ 「幸せにげるぞ!」 瑞希があたしの顔を覗き込んで笑った 瑞希が家に遊びにきましたよ… この前煌牙のことをきにいったらしく どうしてもというので(泣) ひゅるひゅる風がなった 風にあおられた髪をかきあげながらあれ、髪のびたななんて考える 「今日風強いね!あがって」 「そだね…お邪魔しまふ」 と…背後でパタンと扉が閉まった 沙羅はいつも滝にいるからいいし… 桜妃には奥の部屋にこもってもらってる… …おぉい…このうさぎぃ 自由に動く彼は瑞希には見えません! ひとりでに扉が閉まったらおかしいだろがぁ(怒) 「彩音?どうしたの?」 「あ…何でもないよ」 瑞希は気づかなかったみたいだ
/137ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加