4人が本棚に入れています
本棚に追加
/137ページ
サイダーを飲む兎
あ…でも顔は猫にみえてきた
「おもしろいな」
気にいったみたいだけどサイダー飲んでる兎のがおもしろいよ
「なんだこれ…」
「しゅわしゅわする?」
「しゅわしゅわ?…うん…それに甘い」
「気にいった?」
サイダーに夢中(笑)
「…そろそろ聞いていいかな?」
顔をあげる兎
あ…ケチャップついてる、…若干肉あさった猛獣みたいだけど
目線に気付いたのか口の周りをなめて…
「なにをだ」
「名前」
「言う必要があるか?…」
「うん…怪我なおるまでここにいたほうがいーとおもって」
「なぜだ…」
「そうしたいからだよ」
笑ってサイダーを口にふくむ
「私の名前は内平彩音」
最初のコメントを投稿しよう!