思えば人増えたもんだ
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え?えぇぇ? 「だれ…」 「そなた九十九(つくも)か」 桜妃が烏帽子をかぶった直衣姿の男に問いかける 彼は小さく首を縦にふった 九十九とは…九十九神 何十年何百年と時をすごした物や小さな動物の精などが実体化したものだ… 九十九はさっとあたしの手から笛をとった 縁側に座ると彼は笛を吹き始めた どこか…懐かしい調べ 涙が知らぬ間に頬に伝っているのにも気づかずに皆聞き入った
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