てあてとご飯と

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「あたし気配読めるくらいで才能皆無だから何もできないよ」 しばらくの沈黙 「朔だ」 「さくね!わかった」 「世話になる、…」 「一人はつまらんからこっちもうれしいんだよ」 朔は使いの途中強い殺気を放つ何者かに襲われて怪我をおったらしい 「フーン、そっかだれかは分かんないの?」 「神にまつろわぬものは少なからずいる特定はできないが、…」 食べ終わった食器を片付けながら うなずいた はじまりの夜はぼんやりしたおぼろ月だった
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