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ここはどこ
「書庫でございます」
家広い、…こんな古い書庫あったんだ…
キレイなのはいつも桜妃が手入れをしてたから
「ありがとね」
「いえ」
ただいま呪術の基礎を学ぶためのテキストブックを探しております
どこにあるのかな…
「今からでも遅くない」
朔は器用に古い箱の中を漁っている
「実は清安様…お祖父様は彩音様に少しは術を教えていらっしゃいます」
桜妃は本をきれいに並べながら言った
でも…全然覚えてないよ?
ふと目を上げると「金烏集」とかかれた本があった
「桜妃!見てこれチョ~分厚い!こんなのだれも…」
桜妃と目が合う
まさか
苦笑いの桜妃
「それが基礎の基礎を集めた本です」
いや…
いやいやいやいや…
なにをかいたらこんな分厚く…
「さぁ…」
よんでくださいまし
本を渡す桜妃
くそぉ、…よんでやるさ、…
レッツ すたでぃ
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