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金烏集を押しやりながら桜妃のいれたお茶をうけとった
すぱんっと音をたてて障子があく
あ…
「朔帰ってきたんだ」
それにしても器用だねこの兎は
「お前今失礼なことを考えたな」
ぎろりと青い目で睨まれた
図星です
「まあいい…ちょっとこい」
そういうと兎は外に出た
見慣れた庭をずんずん進んでいく
追いかける私(笑)
「どこにいくの?」
「たき」
「たきぃ!?」
いつの間にか林のなかだ…
これうちの敷地なの?
大丈夫?
と思ったけど聞くこともできず置いていかれそうなので必死についていった
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