修行 レベル2

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真っ黒になったてを見てると沙羅が楽しそうに笑いながら手に触れた 「つめたっ!」 沙羅のギュッと握った手から水がながれだす あ…あぁね 納得 石鹸はないけど手をこすりあわせれば跡は消えた あたしの手を真っ黒にした張本人はすまなそうに見上げてくる 悪気はなかったのね(笑) 「沙羅知ってたのに言わなかったでしょ?」 手をふって沙羅の顔に水滴とばしてやった そうこうしていて気づかなかったが周りにいろんな奴が集まっていた いろいろいるなぁ… てゆか昔の人って結構描写力あったんだ 百鬼夜行絵巻にあるまんまのやつが何匹かいるし… 絶対さわれねぇ… さっきの黒いやつみたいにまだ許容範囲内のやつも何匹かいるし…どうみても動物だろみたいなやつもいる あ…あいつ手触り良さそう
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