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「こいつらは雑鬼やら力の弱いアヤカシだ、名もない奴が多い」
ちょっと大きいウサギは器用にあたしの肩に乗った、
こいつ軽いな…てかこいつも実はアヤカシなんじゃ?
「俺たちは人に害をなそうとするもんじゃねぇ」
集まった雑鬼たちをかき分けるように猫が現れてあたしの前でとまる
たくさんの雑鬼じゃれつかれている猫は嫌がるそぶりもみせない
親分てき存在なのかなぁ
「俺は意味もなく200年も生きちまった猫又だ」
きれいなミケでなるほど尻尾は二股にわかれていた
「最後の姫は才をみいだしたのだな、俺はおまえの一族にはせわになった」
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