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プルルルル
軽快な電話の音が響いた
思い出した
「あぁ!彩音様!」
もっていた茶碗をひっくり返しそうになった
家の電話番号を知っている人の数は少ない
ばたばたと電話に駆け寄って…
深呼吸
ふー
ガチャ
「もしも…」
『はやくでなさい!』
やっぱり、
「う…すいません(泣)」
平に謝るあたしを不思議そうに見つめる式たち
『あなたは約束しましたよね?』
「はい…一週間に1回は連絡すると」
『あなた何週間連絡しなかった?』
えっとぉ…4月始めからだから…
「あの…2週間かな?」
『ばぁかぁたれぃ!何休みボケしてんの!一回も連絡しないで』
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