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涙の理由
部屋に灯る キャンドルをひとりで見つめて思い出してた
心の中に開いた隙間はすぐに塞がるわけじゃないから
窓を開けた 白い吐息が
昇り消えゆく 澄んだ夜空に
渇れるほど流したこの涙は今も「キミだけが僕の全て」と 祈るような気持ちで叫んでた この言葉はもう届かない
ひとつ、ひとつ…と 僕も歳をとって今よりもっと大人になるね
やがて季節が巡りくるたびまたあなたを想う日が来る
窓を開けた 雪が舞ってた あの日の二人を包んだように…
渇れるほど流したこの涙は 今も「キミだけが僕の全て」と 祈るような気持ちで叫んでた この言葉はもう届かない
歳を重ねて全て忘れても あなたの事だけは忘れはしない 共に過ごした無邪気な恋と あなたの笑顔だけは
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