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教室に入ると、やっぱり友奈は居た。
私達に気付くと読んでいた本を閉じてこちらに歩いて来た。
「美香、おはよう♪」
「うん、はよ♪」
「えっ、ちょ、私は!?」
「今日は早いんだね。」
「ははは…千秋クン置いてきちゃった;;」
佳菜子は話しに入るのを諦めたのか、何なのか、私の事をじっと見つめている。
はっきり言って居心地が悪い…。
「友奈…佳菜子がキモイ。」
と、友奈は一瞬佳菜子に目を向けた。
「あっ居たの??
気付かなかった。」
………………。
何があったんでしょうか??
友奈サンの後ろから黒いオーラが漂い始める。
これは、佳菜子が何かやらかしたのは確実。
触らぬ神に祟りなし。
君子危うきに近寄らず。
私は佳菜子を見捨てる事にした。
「そういえば、友奈ってなんでこんな早くから学校来てんの??」
「あぁ…知りたい??クスッ」
いやいや、だから怖いって;;
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