悪魔くんの嫉妬!!

14/29
前へ
/268ページ
次へ
「俺、ずっとみぃの事探してたんだ。 で、やっと見つけた……。」 眞木クンが、とても愛おしそうに私を見るから…少しドキドキした。 「でも…どうして??」 確かに、私は眞木クンの事を知ってる。 でも、それだけ。 はっきり言って小学校低学年の時の事何て大して覚えてないし、探されるような事をしたのだろうか?? 「そうだよ、ね。 俺の事も覚えてなかったぐらいだもん。 忘れてるかぁ。」 「え…??」 「クスッ…じゃあ1つだけヒント。 俺は、みぃとの"約束"を果たすために探してたんだ。」 キーンコーンカーンコーン… 私が口を開いた瞬間に、チャイムが鳴った。 また、それと同時に眞木クンも席に行ってしまった。 "約束"ってなんだろう…?? でも、とても大切な事な気がするんだよね。 「美香??」 「えっあ…友奈。ごめん;;」 「ううん。 まぁ、あんな言い方されたら気になるよねぇ… 今日帰ったらさ、京香サンに聞いてみたら?? なんか覚えてるかもよ??」
/268ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3482人が本棚に入れています
本棚に追加