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「千秋…クン??」
「美香。おせーんだよ。」
「う…ごめんなさい。」
って、何謝ってるんだ私。
元はと言えば、千秋クンが所構わず私にキスやらしてくるから!!
「なんでこんな所にいるの??
誰か、待ってるとか??」
ここで、引いたら負け!!
いつもいつも千秋クンの思い通りになんてさせないんだから。
「は??美香待ってたに決まってんじゃん。」
「待っててなんて言ってない。」
「何言って…??」
「みぃ??」
げっ;;
今日1日で随分聞き慣れたその声に振り向けば、眞木クンが居た。
最悪…眞木クンの事忘れてたぁ。
ここは千秋クンと言い争う前に、家に帰るべきだった…。
今さら遅い、けど。
「眞木クン、なんでもないから。」
「そうは見えないけど…」
だーもうッ!!
早く帰ってよぉ。
眞木クンが居ると、余計話しがややこしく…
「お前誰だよ??」
だから…やだったのに…
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