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本当…ちょっと待ってよ;;
無言で私の前を歩き続ける千秋クン。
私は手を掴まれてる事もあって、千秋クンのその歩幅に合わせなければ行けない。
けど、流石に辛い。
半ば千秋クンに引きずられるように歩いて来たけど、もう限界!!
「千秋クン…ッ!!
早い…って…。」
私が叫べば、千秋クンははっとしたように立ち止まった。
はぁー…良かった。
「あっ…美香、ごめん。」
珍しくしおらしい千秋クン。
私に一言謝れば、下を向いてしまった。
何だか可愛いくなってしまって、気が付けば頭を撫でていた。
千秋クンはちょっと顔をしかめたけど、諦めたのか大人しくしていた。
…ちょっと不気味。
「はぁー…聞きたい事、あるんでしょ??
っても私もよく分かんない事だらけだから、答えてあげられない事のが多いけどね。」
私がそう言えば、弾かれたように顔を上げる。
可愛い///
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