隠して笑うのは弱いからだ(お願い、抱き締めて下さい)

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「きるあ」 「ん?」 「すきだよ」 「どうしたんだよ急に」 「すき」 「だからっ」 「すき」 「…うん」 「大すき」 「…知ってるよ」 キルアは気付いてないだろうな。 ほんの少しの変化だから、きっとオレ以外知らない。 ─ぎゅう…─ 「?」 「すきだよ、きるあ」 「わかってるよゴン…どうした?」 「オレがいるから」 「………」 「きるあは一人じゃないからね」 「………うん、」 「大すき、きるあ」 「サンキュ…オレも…大すきだよ」 そう言ってくれたキルアの表情は、今にも泣き出しそうで、ずっとずっと一緒にいるからねって想いを込めて、強く強く抱き締めた。 (今はもう少しだけこのままで) fin. (080812) ────── これ授業中に書いたブツなんですよね。 なぜかコトバだけでさらに無駄に甘め。 駄文で申し訳ないです。 読んでくださった方ありがとうございました。
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