プロローグ

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しかし、十分位歩いても人どころか店すらない。 流石におかしいと感じた頃 ずーっと向こうに灯りが見えた。 やっと人に会える どうやら、数分だけでも人に会えなかったから不安になってたらしい。人に会えるってだけで、知らず知らずの内に走っていた。 三分位だろうか。 ハァハァ、漸く着いた。 この時は疑わなかった、何でかは分からない。 どうしてこんな状況を怪しいと思わなかったか。
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