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彼女の名前は蒼関沙夜
紫がかった髪をもつ少女
そんな暗い髪色でも、とてもテンションが高い
そんな彼女は今日久々に学園に遅刻した。
“なぜだ!?”
と自分に問いをだしても謎が謎を呼ぶ…
やっと学園が見えてきた
私立風羽学園
それが彼女の通っている学園の名前だ。
その校門の前に人が一人立っている
沙夜は目を細めて見た
「げっ!生徒会長!」
そう校門に立っているのはこの風羽学園生徒会長の綾崎奈々。沙夜の友人の一人である
彼女は竹刀をもっている
「完璧遅刻か…ここはイチかバチか!」
彼女は走る速度を上げた
奈々は走ってくる沙夜の存在に気づいた
「あれは…沙夜!?久々の遅刻ね」
奈々は沙夜に向かって
「沙夜ー!遅刻は確定よ!抵抗せずに速度を下げて尋問に答えなさい!」
と声を掛けた
しかし速度は下がらない
おかしい、まえの遅刻は抵抗しなかったのに…
「いくら友人でも容赦はしないよ!」
奈々は竹刀を構える
奈々は生徒会長をつとめてる上剣道部の副部長もつとめている
沙夜はそれを見て
「うわっ!戦闘モードに入ってる!」
更に沙夜は速度を上げ
鞄から何かを取り出した
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