第2話

6/10
前へ
/50ページ
次へ
李頼は自分の過去を語った。 「親に殴られた後、ここに連れて来られて一人で暮らせって言われてふざけるなって怒鳴り散らしたのを覚えている…。」 今の李頼しか知らない芽夜は驚くしかない 「しばらく一人暮らしして分かったんだ。自分がどれだけ無茶な事や愚かな事をしていたのかが」 「李頼さん……。」 「だから、小さな努力を積み重ねて大切な物を見つけて行きたいと思っている」
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

627人が本棚に入れています
本棚に追加