第5話
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あれからまた数日経った朝 今日も誰かが僕の髪に触れている。心地いい。 その手つきは本当に壊れやすい物をいたわるような手つきなんだけど……。 徐々に際どい部分をなぞってゆく。 耳、首筋、鎖骨。 そしてその手は僕のほんのり紅い突起物に近付いて来たのだ。
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