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好きな人の腕の中は本当に心地いい。
僕は李頼さんに気持ちを伝えた。
「李頼さん…僕、貴方のが好き…です。」
「本当か?」
「本当です。あの男の子と一緒に帰って来たとき凄く悲しかったんです。」
「男の子…那智の事か?」
「そうです。あの男の子誰なんですか?」
「俺の従兄弟だよ。」
「えっ?」
「暫く一緒に住むことになったから!!」
バンッ
「いっちゃん、芽夜さん起きてー!!」
ドアが開いて裸の二人の部屋に那智が入って来た。
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