香霖堂へ逝こう

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隼が選び出してだいたい20分ぐらい過ぎた 「う~~ん…」 いまだに頭を抱えて悩んでいた 「どうした?まだ決まらないのか?」 「いや…どっちにしようか迷っててさ…」 そう言って燎夜に見せたのは、日本刀と1丁の拳銃だった。 「…もうどっちも使っちまえw」 「ちょっwww aboutすぎだwww」 「ふむ…そっちの銃は一応魔法銃だが…大丈夫なのか?」 魔法銃…その言葉になぜか少し違和感を感じていたが 「さぁ…でもどっちもしっくり来るって言うか…なんか手に馴染む。」 「だからどっちも使っちまえwww」 「だからaboutすぎwww」 空気を読まない燎夜であった 結局、霖之助から『どっちも使ってみたら』的な事を言われて、2つとも購入した隼であった。 「でも…魔法銃…どうすればいいんだ?」 魔法すら使えないのに魔法銃なんか使えるのか?と疑問に思い呟くと 「一応実弾も使えるよ。これはおまけ。」 隼は実弾とホルスターを手に入れた 「なんかすいません💧」 「いやいや、やっと使ってくれる人が見つかったからね。」 やっとと言う言葉にまたもや疑問を感じた隼だが 「じゃあ帰るか?」 と燎夜に言われすぐにその疑問は消え去った 「おu…」 「香霖来たぜ♪」 そう言って香霖堂に入ってきたのは、黒色の先が尖った帽子と白いブラウスのような服の上に黒いサロペットスカートのような服を着た、金髪の少女だった
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