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「お嬢様…少しよろしいですか?」
「えぇ。」
「失礼します」
部屋に入ってきて、レミリアが最初に訪ねたことは
「武器は買えたのかしら?」
だった
「はい。これがそうです」
そう言って机の上に日本刀と魔法銃を置いた
「…一気に2つも使えるのかしら?」
「…頑張ります」
「そう…それで?何か別件があるんじゃないの?」
見透かされていたのだろうか…観念した?燎夜は切り出した
「…はい。隼の能力についてなんですが」
「…何かわかったのかしら?」
「ある程度は…」
と答える燎夜に対し隼はと言うと
「僕は全くわかりません…」
であった。二人の言葉を聞きレミリアは
「…燎夜の見解を聞いてみようかしら?」
と燎夜が考えた能力を聞くことにした
「はい…『相手の能力を把握する程度の能力』だと思ったのですが…俺の能力を当てましたからね」
燎夜の回答を聞き、少し驚いたレミリアだがすぐにいつもの感じに戻り
「…50%正解よ。」
と答える
「何か知ってるんですか!?」
隼の問いに対し、レミリアは霊夢から聞いたんだけど…と言い
『相手の能力を把握し、無効化する程度の能力』
と答えた
能力を聞いて隼と燎夜はビックリした
「…それはほんとですか?」
「えぇ。隼が霊夢と出会った時には…すでに覚醒していたみたいよ。」
これには隼がビックリ仰天だった。まさか来て早々能力が覚醒していたとわかったからだ
「でも…それって…」
「危険…と言えば危険よ。
ただ、意識しない限り発動はできない筈よ。」
と言うが、微妙に理解できない隼は
「…と言いますと?」
と訪ねた
「普段は何も害はないわ。相手の能力を知りたい…そう思うだけで能力がわかるのよ。」
「無効化に関しては?」
「それも意識しないと駄目みたいですね。」
いつの間にか咲夜が部屋に入っており、付け足しでそう答えた
「咲夜さん!?いつの間に…」
「今よ。とりあえず…私の能力を無効化したいと思ってみなさい。」
隼は戸惑いながらも実行に移した
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