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とりあえずついていく事にした隼
「今からどこに?」
「ここから一番近くにある紅魔館って言う所に行くのよ。用事があるから」
紅魔館ねぇ…なんかすごそうな名前だな…
「そういや僕は元居た世界に帰れるのか?」
「今は無理よ。結界が安定してなくてね…」
マジですか
「…でもなんで僕はこっちに来たんだ?」
「多分紫の仕業ね…」
紫?誰だよ…
「いずれ会えるわ。」
「ふ~ん」
「…一つだけあなたに聞きたい事がある。」
「何?」
「もし…もし元居た世界に帰れないとか言われたら…あなたはどうする?」
帰れない…そう言われ少し戸惑う隼。だが
「そうなったらこっちに住むまでさ。」
「…えらい簡単に言うのね」
「そうなった場合は仕方ない…そうだろ?」
「あなたって面白いわ。」と言われ「そうか?」と聞き返すと
「えぇ。今まで見てきた外来人とは何かが違うような感じがする。」
今まで見てきたと言う言葉に少しひっかかる。
つか…これって帰れないフラグビンビンに立ってないか?
気のせいだと良いんだが…
そう思う隼であった
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