◇◆幸せ◆◇

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「でも…たっちゃん……//」 『だから、たっちゃんじゃねーだろ? たかしだって。 ほら、言ってみ?』 「た……たか……たか…し。///」 『オイオイ、そんな人の名前呼ぶのにどんなけ赤くなってんだよ。 ま、頑張れ♪ あ、オイ、もうそろそろ帰るかっ、夢。』 「え?もうそんな時間?」 『もう、6時半』 「そっか……ぢゃあ、かえろっか♪」 淋しそうに笑う夢に手を差し出してみる。 「?」 『帰るぞ?』 戸惑っている夢の手を無理やり握り歩きだす。 チラッと後ろを見ると夢の顔は真っ赤だった。
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