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とにかく私は、妙に落ち着き払っているらしく、実年齢より下に見られた事が無い。
そして、私の友人達は同級生か年上が多い。
妙なのは、友人達のほとんどが、私を24歳ぐらいとして、扱う事だ。
二度目のクラス替えで出会った、台湾人のペイ
彼女がいい例だ。
私と彼女は出会った当初から、まるで親友同時だった。
気がねすることなく、何でも相談出来て、彼女とたわいのない会話をするのが、堪らなく心地良かった。
ペイ『あんた本当に18なの?』
私『何度も言ってるでしょ?1989年生まれですから。』
ペイ『あんたと会話してると、不思議な気持ちになるよ。なんか、同い年みたいで。』
私『ベストフレンドみたい?』
ペイ『成る程、通りで気が合うわけだ(笑)』
彼女は凄く頼りがいがあって
ずっと昔からお互いを知っていたかのようだった。
しかし、無情にも彼女との別れはすぐそこで待ち構えていた。
彼女は、短期間の留学だったため、母国の台湾へ帰らなくてはいけなかったのだ。
NEW ZEALANDに来て、もう二ヶ月が経とうとしていた。
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