ある晴れた日

7/17
前へ
/126ページ
次へ
「…どうしてそれを?」 そう尋ねると、青花はさらに慌てて付け加えてきた。 「…わっ…私の友達の唯が晴人さんのクラスにいますよね?晴人さんの話は唯に聞いたんです…」 あぁ…あの子か。 「とっ…とにかく!今日の放課後に…教室に残っててくれませんか?……それじゃ」 それだけ言って青花は走り去っていった。 やっぱり何もかもが急な子だ。 そしていつの間に弁当食べたんだ? ってかこの俺が食ってる弁当はどうしたら…? …はい。これは残らなきゃいけない系ですね。
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加