ある晴れた日

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「起きてますか?」 俺が青花の目の前で手を振ると、やっと青花は現実に帰ってきた。 「はう!?すみません!なんだか現実からちょっと離れてお散歩してました!」 「おかえり。てかマジメな話だったんじゃ…?」 「そうでした!改めて話しますが…その…もし良かったら…わた…私と付き合ってもらえませんか!?」 まあ…うん。はい。びっくりです。頭ん中じゃ今のセリフが繰り返しリピート再生されてますね。 「えーっと…れありぃ?」 「い…いえす。私、実は始業式……いえ、入試の時から晴人さんに一目惚れしちゃって…それで、なんと始業式の日に偶然晴人さんを見つけた時には運命みたいなものを感じて…これは告白するしかない!!ってずっと思ってたんです」 一目惚れ?ヒトメボレ?お米?ウマいよねあれ。
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