ある晴れた日

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「んーと…大胆かどうかはともかく、告白の返事は置いといてデートは…する?」 「します!!ぜひ喜んで!!むしろさせて下さい!?」 ここまで食いつくとは思わなかったな。まあ嬉しいっちゃ嬉しいんだけどね。 「んじゃあ次の土曜日でいいかな?」 「いいですよ!!何があっても行きますからね!?雨が降ろうと槍が降ろうと!!」 槍は勘弁してくれ。傘さしても防げんわ。残念ながら俺の回避率は円周率より低いんだから。 「それじゃ槍が降らなかったら行きますか。集合は…何時がいい?」 「7時で」 早ぇよ。コケコッコーでおはよーさんは嫌ですわ。寝せてくだせえ。 …ってことであえてつっこまずに流してみることにした。 「そっか12時かぁ。了解了解。いい時間帯だ」 「ほえ!?いや私7時って今…」 青花は手をパタパタさせて慌てている。 こいつ…からかうとおもしれぇ…
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