青き春の出逢い

ある晴れた日

｢それじゃ土曜日の12時にな。場所は…駅前でいいだろ。あ、それとお昼のお弁当返すよ。ほれ｣

｢あ、はい。ちなみに…おいしかったですか？｣

｢おいしかったぞ？まあ凝りすぎな気もしたが気にはならなかったしさ｣

｢それは良かったです!!｣

どうやらそれなりに喜んでくれてるみたいだな。

｢あの…もしも晴人さんがいいのなら、これから私がお弁当を作ってきますよ？｣

｢本当か？｣

それはありがたい。確かに正直最近栄養の偏りに不安を覚えていたからな。

｢それじゃ頼むよ｣

｢任せてくださいな！｣

｢それじゃ…一緒に帰ろうか？｣

｢いいんですか!?ならお言葉に甘えちゃいます!!｣

たわいもない話をしながら俺らは一緒に帰った。

それから土曜日までは特に何事もなく、毎日青花の凝りに凝ったお弁当をおいしくいただきながら過ごした。

そしてついに土曜日がやってきた。